早慶上智に合格した対策法4つと体験談<総合型選抜>

総合型選抜・AO入試

こんにちは、国際バカロレア受験教室です。今日はAO入試で早慶上智に<総合型選抜>で合格するカギとなった要素を4つ伝授します。

私が受験し、合格した大学、学部は…

早稲田大学国際教養学部(SILS)・文化構想学部(JCulP)・慶應義塾大学総合政策学部・上智大学国際教養学部(FLA)です。

実際に私は国際バカロレア出身なので、周りのクラスメイトでも上記の学校に受験している人は大勢いました。そんな中でも、早慶上智に合格をいただいたのは私1人でした。

今回は私が思うAO入試で受かる人の特徴、そして私なりの合格目安をお伝えします。

志望理由書

総合的なアピールポイントとして、単なる学業成績だけでなく、スポーツ、文化、社会貢献など多岐にわたるアクティビティのいずれかで優れたアピールポイントを持っていること。

そして、「将来は、NGOやNPOで〇〇のスキルを活かして働きたい!」など、将来のビジョンがはっきりしていること。

自分の考えや経験を明確かつ魅力的に表現できることも重要になってきます。

*慶應大学総合政策学部に関しては、非常に内容の深い志望理由書を書かなければいけません。このことについては他の記事で紹介します。

英語スコア(英検・TOEFL・IELTS)

英検最低準1級、TOEFL90点以上、IELTS 6.0~7.5以上

よくTOEFLは100点以上ないと早稲田大学国際教養学部(SILS)・上智大学国際教養学部(FLA )に受からない!と言いますが、90点あれば合格することができます。現に私自身がそうでした。TOEFLは90点代前半でしたが、SILSとFLA両方の学部から合格いただけました。

評定平均(またはIBスコア・SAT・ACTなど)

私が周りの同級生の合否から感じたことは、慶應大学・早稲田大学の場合は最低でも評定平均4.3以上、合格のほとんどは4.5以上の人でした。(IBスコアの場合、35点以上が目安)

上智大学の場合、4.0以上あれば合格している人も多く見受けられました。(IBスコア30点以上が目安) しかし、評定平均が4.5以上でも上智大学国際教養学部不合格の人もいたため、志望理由書は重要だと感じました。

課外活動・表彰歴

正直、クラブや部活など誰もができることを書いてもアピールポイントにはなりません。

自発的なボランティア活動などでリーダーシップを発揮し、チームをまとめた経験、イベントを成功に導いた経験、ビジネスコンテストに参加した、など何かその人の個性を強みとした課外活動及び実績が求められます。

しかし、「〇〇の大会で優勝した!」などの輝かしい実績が必ずしも必要なわけではありません。様々なイベントに参加したりする探究心、意欲的な視線が大事なのです。

私が最後に伝えたいことは、「バランス」です。少し評定平均が低くても、ものすごく高い英語スコアや優れた志望理由書があれば合格することができます。もちろん、逆に英語スコアが少し低くても、評定平均が高く志望理由書の出来がよければ合格することができます。

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