総合型選抜入試における国際系や英語学位プログラムの学部を受験するにあたり、TOEFLは100点は合格に必要なのか?という疑問です。
私自身、toeflスコアは高くなく、MyBestScoreで95点でした。それでも早稲田大学国際教養学部、早稲田大学文化構想学部(Jculp)、慶應義塾大学総合政策学部、上智大学国際教養学部に合格することができました。
国際バカロレア生やインターナショナルスクール出身者が多く受験する大学
・慶應義塾大学経済学部 PEARL
・早稲田大学国際教養学部 SILS
・上智大学国際教養学部 FLA
・立教GLAP
・法政大学
・ICU
・横浜市立大学
などが挙げられます。
よく、様々なサイトで「他の受験者の中でも差別化をはかり、合格するにはTOEFL100点が必要だ」という声がありますがそんなことはありません。TOEFLスコアが低い場合、他の要素で他の受験者と差別化をはかれば良いだけなのです。
TOEFL90点台でも合格は可能か?
TOEFL90点でも、合格することはできるのです。
今回は、実際の例を使用して100点あっても落ちる人と90点でも受かる人の違いを徹底的に比較していきたいと思います。
Aさん:TOEFL91点、中国語検定HSK2級、評定平均 4.6
Bくん:TOEFL 114点、評定平均4.3
Cさん:TOEFL 104点、評定平均4.2
Dさん:TOEFL 93点、評定平均4.7
*評定平均は5段階評価、上記のTOEFLはMyBestScoreではない
この4名は全員早稲田大学国際教養学部と上智大学国際教養学部を受験しています。
誰が合格したと思いますか…?
Aさん:早稲田大学国際教養学部 合格、上智大学国際教養学部 合格
Bくん:早稲田大学国際教養学部 不合格、上智大学国際教養学部 合格
Cさん:早稲田大学国際教養学部 合格、上智大学国際教養学部 合格
Dさん:早稲田大学国際教養学部 合格、上智大学国際教養学部 不合格
この結果からわかるように、評定平均が高くても不合格になる場合・TOEFLスコアが100点以上あっても不合格になる場合も多々あります。
つまり、志望理由書や課外活動が非常に重要になってくると思います。第三言語の資格など、全体のバランスが重要であるとも言えます。
Bくんは志望理由書を締め切りの3日前に書き始め、添削は1回も行っていませんでした。それでも、非常に高いTOEFLスコアを武器に合格していました。(Bくんはイギリスに10年以上住んでいた帰国子女)
一方でAさんは志望理由書を計画的に進め、様々なボランティア活動の経験を武器にtoeflの点数が90点代前半でも早稲田大学・上智大学の合格を見事勝ち取ることができました。また国際バカロレアで行った比較研究で非常に深い分析で得たことも合格につながったと思われます。
TOEFLの勉強法⬇️
TOEFL100点あっても落ちる人と90点でも受かる人の違いは何か?
それはズバリ、
- 志望理由書
- 評定平均
- 英語スコア
- 第三言語の資格
- 表彰歴
- 課外活動
全ての要素のバランスです。
TOEFLが90点台でも志望理由書で差をつける
志望理由書は本当に重要です。ネイティブの人に添削をしてもらい、流暢な英語を使ってかくことができれば、TOEFLのスコアが低くても英語力を見せて挽回することができます。
他にも、課外活動で国際的な自分自身の役割を理解し、国際的な場でリーダーシップを発揮した事などを志望理由書で強調しました。
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