写真:筆者撮影
未来構想キャンプって何?
SFC未来構想キャンプは、慶應義塾大学SFC(藤沢キャンパス)が毎年主催しているワークショップです。このキャンプは、従来の「野営」ではなく、参加者が自身の能力や経験を活かし、創造的なアプローチを実践する場です。SFCが重視する「実行力」を身につけるための重要な学びの場であり、事前に用意された基盤があるものの、具体的な活動は現場の状況に即興的に合わせてデザインされます。
キャンプでは、柔軟な発想や新しいアイデアが、予測できない状況や非公式な場で生まれることが経験的に知られています。また、「キャンパス」や「キャンプ」はラテン語の「カンプス(campus)」から派生しており、大学における知的な活動の核心は、自由で広範な議論を通じて特別な時間を共有することとされています。未来構想キャンプは、異なる知識や知恵が交わり、未来への「実行力」について実体験的に考える場であるとされています。
キャンプの種類
毎年、未来構想キャンプでは6つほどの複数のワークショップが開催されます。(毎年ワークショップの内容は変わります。)
滞在型と日帰り型に分かれており、実際に慶應SFCキャンパスで行われるワークショップもあれば別の会場で行われるワークショップもあります。
基本的に滞在型の場合はお金がかかりますが、日帰り型のワークショップは無料で参加することができます。
⬇️去年のワークショップ一覧(2023年に開催)⬇️
・工作ワークショップ ~ みつける、みたてる、つくる、そして風景をつくる ~
・経営構想ワークショップ(食とビジネス)~ 食のビジネスで、地球課題を解決する ~
・「サボり」ワークショップ3 ~ これからの「サボる」をデザインする ~
・健康科学ワークショップ ~ 多様性と包摂を捉え直す ~
・地域の課題解決ワークショップ in 長崎 ~ 効果的な場をいかにつくるか ~
・未来構想キャンプ in 鳥取:Augmented Town ワークショップ ~XRとロボティクスで人々の健康を支える ~
合格するための4つのポイント
ワークショップにもよりますが、倍率の多いワークショップは約10倍以上とされています。
- 自己表現と熱意
- キャンプへの参加志望動機や自分の将来の展望を明確かつ熱意をもって表現することが重要です。自分の興味やビジョンを具体的に示し、なぜそのキャンプに参加したいのかを伝えましょう。
- 自己表現を通してなぜあなたじゃないといけないのか?について言及する必要があります。
- 実践力やアクティビティ経験
- 過去の経験や実績、リーダーシップや協力の経験、プロジェクトへの参加など、実際に行動に移してきた実践的な経験を強調することが役立ちます。これは、キャンプの中での活動やプロジェクトにおいて貢献できる可能性を示唆します。
- チームワークとコミュニケーションスキル
- キャンプは協力と協働が求められる場です。自分がチームで働く際の姿勢や、他者との協力経験、コミュニケーションスキルに焦点を当て、その強みをアピールすることが大切です。
- SFCの理念
- 慶應SFCの理念やカリキュラムを熟読しましょう。そして、実践する意志を示すことが必要です。また、未来構想キャンプでは即興的な状況への適応力も求められるため、柔軟性や創造性をアピールできるエピソードを交えると良いでしょう。
筆者の体験談
未来構想キャンプで得た体験は非常に有意義なものとなりました。
私自身、この経験は慶應義塾大学SFCの総合政策学部での合格につながったと実感しています。(AO入試)普段出会うことのない高校生や教授とのユニークな体験は印象的でした。
興味があるひとは是非チャレンジしてみてください!
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