一昔前までは一般入試の受験者数が多数を占めていた。そんな時代は終わりを告げようとしている。
大学入試の改革により、「論理的な思考力」や「表現力」が注目されつつある。
これに対応するためには従来の知識の詰め込みだけでは不十分とされ、現代では、約50%の大学生が「総合型選抜」や「推薦」によって入学している。中高の「偏差値」など関係なく、その受験生を総合型に判断する傾向になってきている。
高校の偏差値に捉われない大学入試
国公立でも私立大学でも、総合型選抜や推薦入試は拡大傾向にある。
一般入試の枠は減少傾向にあるのだ。
総合型選抜で評価される項目
- 評定平均: 学力検査や試験の成績が一般的な評価の一環として考慮されます。これは通常、国語、数学、理科、社会などの科目における成績を指します。
- 資格: 英検やTOEFL、IELTS、第三言語の資格など。
- 面接評価: 学生のコミュニケーション能力や自己表現能力、個人的な意欲や将来の志望などが面接によって評価されることがあります。
- 学外活動や実績: 部活動、ボランティア活動、アルバイト、研究活動など、学校外での経験や実績が評価されることがあります。
- 自己PRや志望動機: 学生が自分自身をどのようにPRし、なぜその学校や学科を志望しているのかを書いたエッセイや面接での発言が考慮されることがあります。
- 推薦状や参考書類: 教員や指導者からの推薦状や、学外での活動や実績を裏付けるための書類も評価の対象となることがあります。
総合型選抜で勝ち抜く方法
大学入試において成功するためには、早期に志望学部を決定し、志望する学部に関する情報を十分に収集し、その学部が求める能力や志望動機を理解することが重要となってくる。
志望学部に必要なスキルや経験を身につけ、それをアピールできるように課外活動に取り組むこと、そして高校3年間の評定平均や資格が合否につながる。そのためには、早期の対策と準備を行い、選抜試験に早めに備え、必要なスキルや知識を身につけるための計画をたてることが重要だ。
加えて、志望学部に求められるスキルや経験を身につけるために、関連する課外活動やボランティア活動に参加し、課外活動を積極的に行うことが重要となってくる。
自己PRの向上させ、学習や活動を通じて培った経験や能力をうまくアピールできるよう、自己PRを十分に練ること、自分の情熱や熱意を伝え、自己主張することが大切です。自分の強みや将来のビジョンを明確に示しましょう。
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