国際バカロレア出身者がAO入試において有利な理由4選！

こんにちは。国際バカロレア受験教室です！

今回は、国際バカロレア出身者がAO入試において有利な理由4選！について話していこうと思います。国際バカロレアを卒業した経験から、個人的に感じた受験におけるメリットについても触れていきたいと思います。

最近では早稲田大学や慶應大学など、難関校受験にも英語が非常になってくるということで有名です。時には「英語ゲー」なんて言われます。

帰国子女やハーフ、外国から来たクラスメートと一緒にMYP・DPの６年間過ごしたら自然と英検準一級レベルの英語力をDP1・2年生になると保持することができるようになります。

国際バカロレア(IB)って何？
目次

国際バカロレア(IB)って何？

国際バカロレア（International Baccalaureate、以下IB）は、スイス発祥の学生たちに幅広いスキルと知識を提供することを目的とした国際的な教育プログラム。

高校生の最後の2年間においては、IBディプロマ・プログラムが提供されます。このプログラムでは、6つの科目を選択し、さらにTOK、エクステンディドエッセイ(EE)、CASなどの要素を組み合わせて総合的な学習を行います。

日本語バカロレアと英語バカロレアがあり、英語バカロレアは英語で全て授業が行われます。このカリキュラムを取り入れられている学校は日本国内の一条校のIB認定校、そしてインターナショナルスクールなどが挙げられます。

カリキュラム: IBプログラムは、言語と文学、理学、数学、個人と社会、芸術、および学際的な領域にわたる科目で構成されています。これにより、学際的なアプローチを通じて幅広い知識を得ることができます。
語学教育の重視: IBプログラムでは、多言語教育が奨励されています。学生は通常、母国語に加えて第二言語や第三言語を学ぶ機会があり、異なる文化やコミュニケーション能力の向上が期待されます。
CAS（創造的な思考、アクション、サービス）: 学外での経験を重視し、創造的な思考、アクション、サービスの活動を通じて社会貢献やリーダーシップのスキルを養います。IBでは、単なる知識の習得だけでなく、学習プロセスそのものに焦点を当てています。TOK (theory of knowledge) と呼ばれる科目では、異なる学問領域のつながりや知識の体系的な理解が促進されます。

IBは国際的に広く認知され、留学や国際的な環境での学習に適しているとされています。

CAS（創造的な思考、アクション、サービス）活動の経験: IBの一環として、CAS活動があります。これは、創造的な思考やサービス活動を通じて実践的な経験を積む機会を提供します。AO入試では、このような実践的な経験がアピールポイントとなります。

国際的な視野と異文化理解: 国際バカロレア(IB)プログラムは、異なる文化や価値観に触れる機会を提供します。これにより、AO入試では国際的な視野や異文化理解が求められる場面で優位性を持ちます。

ただ留学生との交流を行った！というよりも、IB生でいることで自分自身がインターナショナルなコミュニティーに属していることから、高校生の「模擬国連 (MUN)」などに参加する機会が多くあります。

3. 9月入学のAO入試と4月入学試験両方を受ける資格

一般的な日本の教育(MEXT)の生徒：基本的に4月入学のみ受験可能

(SATなどがあれば9月入試も受験可能)

国際バカロレアの生徒：4月入学・9月入学　受験可能

IBスコアの利用

4. 異文化理解と自分だけのユニークな体験

総合的なスキルの獲得: IBプログラムは、文理両分野にわたる幅広い科目を含み、総合的なスキルを養います。AO入試では、多岐にわたる知識と能力が必要なため、この点が有利となります。

批判的思考と独立した学習: IBは、批判的思考や主体的な学習を重視しています。これにより、AO入試のエッセイや面接などで自己表現や問題解決能力をアピールできます。

IB Learner profileでは、principled, thinker, open-minded, communicator, inquirer, risk-taker, balanced, knowledgeable, caring, reflectiveなど様々なスキルを学ぶことができます。志望理由書で書くには非常に良いアピールポイントとなります。